大阪の子ども・子育て支援新制度について知りたい!
子ども・子育て支援新制度ってなんですか?
大阪府に引っ越す予定がある人や、保育士になろうとしているけど大阪でなるべきか悩んでいる人向けに大阪府が新規に創設した子育て支援の新制度について説明しますね。
子ども・子育て支援新制度は、「子ども・子育て関連3法案」に基づき制定された制度です。「子ども・子育て関連3法案」とは以下の3つを指します。
➀、子ども・子育て支援法
➁、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な手協の推進に関する法律の一部を改正する法律
➂、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の
推進に関する法律の一部を改正する法律の施行にともなう関係法律の整備等に関する法律
子ども・子育て支援新制度の目的
大阪府が立法した子ども・子育て支援制度は、待機児童の解消、子どもの幼児期における教育や保育、子育て支援のさらなる充実を図るために制定されました。子ども子育て新制度では、保育をオールインワンでクオリティの高いサービスを提供するために、幼稚園や保育園の両方の特色を持つ「認定保育園」の創設を勧めています。
認定保育園とは、就学前の教育・保育を一体化して提供する枠組みです。就学前の子どもに対して保護者が働いているか、いないかにかかわらず子どもたちに保育を受けさせるようにして、地域の子育ての支援を促進させる施設です。また、認定保育園は大型の施設だけでなく少人数で質の高い保育を提供可能にする施設も待機児童解消のために確保を予定しています。
地域子ども・子育て支援事業を紹介しますね
地域子ども・子育て支援事業(認定保育園)で行われる事業は大きく区分して二つあります。一つ目は教育と保育施設です。これはある程度大きさを持った施設で行われます(保育園、幼稚園、認定子ども園)未就学の児童に対して自分で身の回りのことをできるよう教えたり、小学校の基礎を作るための教育をします。
地域型保育事業は利用者が5人~19人と事業規模は小規模です。保育施設ではなく、保育をする人の自宅などで事業をします。これから、認定保育園事業は拡大が予想されます。大阪で保育士を目指そうとしている人にとってチャンスであるのは間違いないでしょう。実際、府内の待機児童数は数が多く、保育施設の増設を望む声も比例して大きくなっています。
また、国が認可する認定保育園は今後も増える予定です。保育士の資格をすでに取得している人も、まだそうでない人もこれからがチャンスです。他府県で保育士として働こうと考えている人は大阪も選択肢にいれてはいかがでしょうか。