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思いやりのある子に育てるにはペットはいいですか?

子供が思いやるのある行動をするようになってほしい

思いやりって一言で言いますが、子供に伝えるのは難しいです。
まずは、どんなことが思いやりのある行動なのか、あなたがわかるなりに5つ書き出しましょう。
たとえば、「妹にお気に入りのおもちゃを貸してあげる、一人義らしのおばあちゃんに手紙を書く、パパが居眠りをしていたら、毛布を掛けてあげる、ママが疲れているとき、いい子いい子してくれる、花瓶のお花の水を換える」といったことにしたとします。

あなたは、子供の行動をよく見てみます。
その際に、上記に書き出した思いやり行動を一つでもしていたかどうかを見極めるのです。

しっかりと褒めてあげるといいですよ

もしも、ひとつでも思いやり行動を子供がしていたら、うんと褒めてあげましょう。
ここで、大事なのは「褒める」ことです。
子供は褒められないと、その行動の価値などがわかりませんから、ここでしっかりとその行動は良いことだと教え込むのです。

たとえば、妹におもちゃを貸すという行動があります。
このくらいは簡単と思われますが、子供にとっては大変なことなのです。
それが出来たのはとても偉いことですから、子供をしっかりと褒めます。
褒める際、「〇ちゃんは△ちゃんにおもちゃを貸してあげてえらいね。」とその行動自体を褒めるようにしましょう。

そのようにすると、子供はどういった行動が褒められるべき行動なのかを学びます。
褒められた嬉しい記憶はその子の脳裏に残りますから、これからも同じようなことを二度三度繰り返すようになるのです。
つまり、この子の場合は「妹におもちゃを貸してあげた」という思いやり行動がそれにあたります。

その他にもここであげたものでいきますと、一人義らしのおばあちゃんに手書きを書くという行動です。
それも、「〇ちゃんはおばあちゃんのお手紙書いてあげて偉いね。おばあちゃん、喜んでいるよ」と褒めます。

こういったことで、その子は褒められるべき行動がわかるようになります。
その褒められるべき行動が思いやり行動だということはまだ、わからないかもしれませんが、ある程度大きくなれば、どういったことかわかるようになるでしょう。

親も思いやりのある行動をして見せることが大事!

自分のできないことを子供に求められないものです。
親自身も、思いやりのある行動をしましょう。
自分の子供に思いやりを持つのは当たり前ですが、たとえば、子供が泣いていたら優しく慰める、お花が枯れていたら「かわいそうに。」というなど、当たり前と思う行動でも子供の心に染みるものです。
そういったことで、子供は親を「優しい」と思うのではないでしょうか。

ペットを飼って育てるのがおすすめ

思いやりのある行動を取るためには、その環境を親が作ってあげるというのも大事です。
その一つの例として「ペットを飼う」という行動があります。

子供にとって自分よりも小さな存在と一緒にいることで、自然に面倒を見るということを覚えていきます。
犬にしろ猫にしろ、ペットを育てながら小さな命の大切さを学び、時にはいろいろなミスをしたりしながら成長していけます。
動物はとても正直なので、思いやりのある子供であれば擦り寄って仲良くなりやすくなります。

一生懸命育てれば自分にもその恩が帰ってくるというのがわかるので、ペットを飼ってみるというのもいいでしょう。
なつき易い動物が初めてペットを飼う人におすすめします。
またペットを飼う場合は、なるべくペットが入れる動物保険犬や猫などの動物病院を事前に探しておいて、病気やケガに対応できるように備えておくととても安心です。

昨今は冷めたタイプの若者が多いようです。
しかし、それでも人として思いやりは持っていてほしいものでしょう。